子供の自己肯定感が低い7つの原因と、8つの最高の教育

自己肯定感が低い
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自己肯定感とは「自分は素晴らしい」「自分が好きだ」などと、感じる能力ですが、これが低いと、人生に多大な損失を与える事になります。

何故なら、自己肯定感が低いと

  • 憂鬱な気分、悲しい気分になる
  • やる気や、チャレンジへの意欲が沸かない
  • コミュニケーションが上手く取れなくなる

という状態に陥りやすくなり、仕事や恋愛、家庭、あらゆる場面で失敗してしまうからです。(これらは過去に、私自身が散々経験してきた覚えがあります。)

そこでこの記事では、子供の自己肯定感が低くなる“7つの間違った教育法”を伝え、それぞれに対応する。最高の教育をお伝えしていきます。

これらは親だけではなく、後輩や部下を持つ人、学校の先生、経営者……といった“人を指導する立場“にいる全ての人に、読んでもらいたいと感じています。

是非、最高の教育法をマスターして、自分の周りにいる人を幸せへと導いて下さい。

親の自己肯定感が低いままでは教育は出来ない!

子供の自己肯定感を高める教育法について説明する前に、まず自分に問いかけて欲しい言葉があります。

それはそもそもとして、あなた自身が

  • 自分を愛しているでしょうか?
  • 自分の事が大好きでしょうか?

という事です。子供の自己肯定感を高めるには、親の自己肯定感が高い事が必須だからです。何故なら「人(子供)は、自分の近くにいる人(親)に似てしまう」からです。

この事は、脳科学でミラーニューロン、心理学では、シンクロといった言葉により証明されています。

これらは無意識下で行われます。ですから、例え子供が「お父ちゃんみたいになりたくない!」と思っていても、一緒に住んでいれば、父親に似通った思考や行動を、インストールしてしまうのです。

「私は良いからあなたは幸せになりなさい」と言う親がいますが、それは少し無責任な話です。私自身、その言葉を聞くと、とても気分が悪くなりました。

何故なら、親が「子供に幸せになって欲しい」と思う気持ちがあるのと同様に、子供も「親に幸せになって欲しい」という気持ちがあるからです。

ですから、まずは親自身が「私は素晴らしい!」「私には価値がある」と思う必要があるのです。

この後、沢山の教育法をお伝えしますが、親自身がキラキラと輝き続ける姿を背中で見せることに、勝る教育はありません。

自己肯定感が低い原因となる7つの間違った教育とアドバイス

それでは、間違った7つの教育法と、それに対応するアドバイスを紹介していきます。自分自身が、下記のような教育をしていないかチェックし、当てはまると感じたら、アドバイス通りに改善してみて下さい。

1.過干渉/価値観の押し付け

過干渉

過干渉とは、子供の行動を逐一監視し、親の価値観に沿わないものを、片っ端から批判したり、禁止することです。

例えば子供が「お笑い芸人になりたい!」とでも言えば、「あんたになれる訳がないでしょ!」と冷たく突き放し、「馬鹿な事はやめて、勉強して大学に行きなさい」というような感覚です。

同じように

  • あの恋人や友達と付き合うのはやめなさい
  • ゲームは一時間まで
  • 勉強しなさい
  • 20歳を過ぎてもタバコとお酒はダメ
  • 門限は……

と子供を自分のルールに縛り付けるような行為の事です。

これらは子供に「私は間違っている、親が絶対的に正しい」という意識を植え付け、自己肯定感を下げる原因となります。

すると、子供は親の顔色をうかがうようになり、次第に日常で触れ合う人に対しても、受け身的な生き方が染みつきます。

そうすると

  • いじめの対象となる
  • 自分で考えなくなる、自分の意見を言えなくなる
  • 精神的に落ち込みやすく、鬱や自殺に繋がる

といった弊害が生まれるのです。

例え「素晴らしい子供に育てたい!」という思いからでも、自分の価値観を押し付けるのは、愛ではなく、親のエゴです。

ですからまずは、全て「子供自身が望んでいるかどうか?」を基準にする事が大切です。

ミニコラム:親の価値観は時代遅れ!

もっと言えば、「親の価値観が正しい」と思うこと自体が、ナンセンスだと私は感じています。

何故なら、親と子供は同じ時代を生きている訳ではありません。生まれもった能力や才能、出会う人、学校教育……と、あらゆるものが違うからです。

ですから親の時代に上手くいった方法や常識は、子供の時代に通用しない事が当たり前なのです。

最高に幸せになれる解答を出せるのは、親ではなく子供自身なのです。子供が望んでいるのであれば、英才教育でもなんでもやれば良いと思います。

過干渉へのアドバイス:子供の夢を書き、それをサポートする

親の価値観を押し付けず、子供の能力を最大限に引き出し、ハッピーな人生を送ってもらうためには、子供が

  • 「どんな将来を夢みているのか?」
  • 「本当は何を望んでいるのか?」

という事をまず知るべきです。

そこで、まずは子供が望んでいる事を10個書き出してみましょう。想像でも、直接聞いても構いません。

ありがちですが、子供がどんな道に進みたいかを理解せず「勉強しなさい!」というのは間違っています。勿論、自分の子供が「弁護士になりたい、政治家になりたい!」と言ったら、勉強したり、学歴を持つ事が必要でしょう。

ですが「ミュージシャンになりたい!」とか「お金持ちになりたい!」と言った場合は、ちょっと違うのです。その場合は「ギターを買ってあげようか?」「金持ち父さん・貧乏父さんという本を読んでみなさい」などと、言えるはずです。

常に、子供の心の声にスポットライトを当てるイメージを持って下さい。

そして彼らの願望、欲求を見つけ出し、そのサポートやアドバイスする事が大事なのです。

子供の心を理解する、それに沿ったアドバイスをする。ただそれだけです。基本的に親の思惑が入る余地はありません。

2.強制、禁止、怒鳴ること

強制

親の価値観を押し付けないとは言え、子供に「これだけは教えたい」という事はあるでしょう。

例えば

  • 命に危険な行為:走って道路に飛び出す
  • 周りに迷惑をかける行為:レストランで走りまわる
  • 他人を傷つける行為:いじめや暴力

などは注意をしなければなりません。(あくまで、これは私の価値観ですが)

そんな時はつい「何してるんだ、それは駄目だ!」「何度も言わせるな!」と怒鳴りたくなるかもしれません。また、「それをしなさい、さもないと……(痛い目にあわすぞ)」と強制させるかもしれません。

ですがこれらは、子供の自己肯定感を下げ、脳のパフォーマンスを落とす教育となります。

自分の経験に置き換えてみて下さい。家族や上司から、強制されたり、怒鳴られたら、どんな気分になるでしょうか?

  • 「自分は駄目だ」と自己嫌悪になる、または反抗して「うるさい!」と言う
  • 子供が嫌々オモチャを片づけるようにパフォーマンスが下がる
  • 親のいない所で、禁止したことを、コソコソとやる

ですから結果として、強制や禁止、怒鳴ることは、最悪の結果に終わるのです。

強制、禁止へのアドバイス:常にチョイスアプローチで会話する

では、どのように注意するのが最適なのか?そこでおススメなのが、チョイス(選ばせる)アプローチで会話をすることです。

まずは、イメージが沸きやすいように、下記にその例を紹介します。

チョイスアプローチ:ダダをこねる子供を魔法のように動かす方法

私の体験談ですが、ある友人の子供がデパートの床にはりつき、ダダをこねて動かなくなった時があります。

まず彼の親は「そんなとこで寝ちゃダメよ!」「早く立ち上がりなさい!」と怒りました。ですが、子供はピクリとも動きません。

次に、無理やり力づくで、子供を地面から引き剥がそうとしました。ですが、子供は全力で拒否します。それを見ていた私が入れ替わり、チョイスアプローチを試してみました。こんな風に。

「いいよ、そのまま寝転んでいても。でも、冷たくて固い床は嫌じゃない?あっちのフカフカのソファーの方が気持ちいいし、一緒に座らない?」

驚くべきことに、その瞬間に子供は立ち上がり、すぐにソファーの方へ向かっていったのです。

周りの人は不思議がっていましたが、子供は選択の自由が欲しかっただけです。人は強制されたり、命令される事が嫌いなのです。

上記の例のように、まずは「いいよ、○○していても」という言葉を言ってあげるのです。

このアプローチの良い所は、子供に選択権を与えている所です。つまり「どちらを選ぶかは、あなたの自由なのよ」というメッセージを伝えられるからです。

ただ、自由を認めるだけでは、言う事を聞いてくれない事もあるでしょう。笑

そこで次に、メリット(柔らかいソファー)やデメリット(冷たくて固い床)を提示します。

こうして、子供に

  • 「この行動を続けるのは損だ!」
  • 「それよりもっと良い事がある」

と思ってもらえれば、子供自身に動いてもらえますし、子供の自己肯定感を下げる事もありません。

3.ネガティブな面に意識を向ける

ネガティブ

  • 「グラスに半分も水はある」
  • 「グラスに半分しか水はない」

どちらで捉えるのかで、人生のクオリティは随分と変わる。これは有名な言葉で、この事は多くの人が理解しているかもしれません。

ただ残念な事に、脳科学では「人の脳は、ネガティブな印象の方を強く捉える」と言われており、普通に生活をしていると、ネガティブな面ばかり見てしまいがちです。

教育に関して言えば、

  • 良い点ではなく、悪い点の方が目につく。(上手くいった時に褒めず、失敗したら注意する)
  • 何かに挑戦しようとすると、「それは危険だ」とリスクを回避させようとする

となりがちです。ですが、これでは子供の自己肯定感は下がり、彼らはその才能を閉ざしてしまいます。そして私達は、“小うるさく、理解の無い親”という烙印を押されてしまいます。

私達は常に子供の「いい所を見つけよう」と意図的に努力をしなければいけません。そして、彼らのポジティブな面を褒める事で、脳のドーパミンが分泌され、学習意欲や効果が高まるのです。

その事を証明する、スティービー・ワンダーのエピソードをご紹介しましょう。

ミニコラム:ネズミは何処へ?

スティービーがまだ小学生の時、理科の授業中に、実験用のねずみがいなくなりました。

生徒達、みんなで探しましたが、全く見つかりません。そこで先生は、生徒達に静かにしてもらい、スティービーに探すようにお願いしました。

周りの生徒たちは「アイツは目が見えないのに……なんで?」と思ったそうです。

ですが、生徒たちの予想に反して、スティービーはねずみを見つけました。何故なら、彼は視力を失った代わりに、聴覚が優れており、泣き声から場所を特定出来たからです。

先生はスティービーの良い面に気づいていたからこそ、彼にネズミ探しを依頼したのです。

後にスティーヴィーはこの出来事を

「先生が自分の能力を認めてくれた時に、新しい人生が始まった」

と語っています。

もしこの時の先生が、「目が見えない」というネガティブな面に目を向ける人であれば、50年以上も音楽業界のトップで活躍する、スティービー・ワンダーは生まれなかったでしょう。

ネガティブ面に意識を向ける人へのアドバイス:ポジティブ面を見つけ、褒め続ける

では、子供の自己肯定感を高め、才能を引き出すにはどうすれば良いでしょうか?それは、先生がしたように彼のポジティブな面を見つけ、褒めてあげる事です。

その時に、より心がけたい事が、お世辞ではなく心から褒める、という事です。

私なりに二つの違いを表現すると……

  • お世辞:偽りの評価であり、自分の利益の為に行われる
  • 褒めること:真実の評価であり、相手の利益のために行われる

と考えています。例えば、少し極論ですが、テストで10点を取った子供に、「10点も取って凄いね!」なんて言っても嫌味にしか聞こえません。笑

それは「もっと勉強させたい」という親のエゴから生まれる行為です。

大切な事は、子供の自己評価にぴったりの言葉を言ってあげる事です。その為には、子供をよく観察し、子供の視点から考える必要があります。

彼らのポジティブな面を見つけるには、以下の質問を自分にしてみて下さい。

ポジティブな面を見つける2つの質問

  • 子供が得意な事、興味のある事は何だろうか?
  • 子供が誇りに思っている事は何だろうか?

こちらについて思いつくだけ書き出してみて下さい。そして、子供がそれらの点を見せたらチャンスです。心からの賞賛を送ってあげましょう。

また、「ポジティブな面を8回褒め、ネガティブな面を2回注意する」くらいが、一番、人のパフォーマンスを引き出すと言われています。

毎回注意をされていると、子供は何が正解か分からなくなりますし、自己肯定感が下がりますが、たまに注意する事で、「ちゃんと自分の事を考えてくれている」と、効果的に作用するのです。

4.過保護

過保護

子供は可愛いですから、注意せずに甘やかしたり、何でもかんでもやってあげたくなります。

ですが、子供がチャレンジしたり、経験するチャンスを奪うのはよくありません。

例えば、親が代わりに宿題や自由研究をしたり、オモチャやゲームは好きなだけ買う。成人したら知り合いの職場を紹介し、就活の機会を奪う。いい歳になっても税金を払ってあげて、ご飯と家を用意する……etc

もっと小さいことで言えば「雨降りそうだけど傘を持った?」「教科書は持ってる?宿題はやったの?」などと、子供が自分でやるべき事までアドバイスしたりします。

子供が可愛いあまり、短期的に辛い目や痛い目にあうのを、さけさせようとするのです。ですがこれは、長い目で見れば、成長を邪魔する行為です。

何故なら将来的に見て彼らは

  • 何でも他人のせいにするようになり、自己中心的になる。
  • 世間知らずとなり、自分では何も出来なくなる。
  • ニート化したり、親や妻子にDVするようになる。

という風に育ってしまうからです。

本当に子供を愛しているのであれば、“心配より信頼”をする事が大切です。ライオンが我が子を崖から突き落とすように「あなたなら出来る」「どんな困難も乗り越えられる」と信じてあげるのです。

ミニコラム:過保護タイプの働き方

会社で

  • いつも自分だけが働いている
  • 他人の仕事を自分が代わりにやっている
  • 他人が失敗するのを必要以上に避けさせている

という風に感じていませんか?

もし、当てはまるのであれば、過保護タイプと言えます。

まず大原則として、他人の仕事は絶対に手をつけない事です。

そうでなければ、部下や同僚達はスキルアップしませんし、仕事にやりがいを無くすからです。そのせいで、働かないポンコツ社員となり、自分がばかりが仕事をする羽目になるのです。

それから、どんどんチャレンジさせ、失敗を経験させるべきです。人は痛い目に合うからこそ、「もう次はしない!」と成長するものです。

過保護へのアドバイス:子供自身に出来ることは、子供自身にやらせる

これは子育てだけではなく、リーダーシップにも言える事ですが「自分の事は自分でする」という視点を持つ事が大切です。

コツは教える側の人間が、“出来る/出来ない”を判断しない事です。

「いいから、いいから、取りあえずやってみて。ミスしても責任は取るから」と言ってチャレンジさせる事が重要です。そうして、仕事を任される事で、彼らの自己肯定感は高まるからです。

他人に何かモノを教える時のコツは、以下の通りです。

部下や子供のやる気とスキルをアップする教え方

  1. 得たい結果の提示
  2. 見本を見せる
  3. 実際に相手にやってもらう

例えば、皿洗いを教えたいのであれば、「お皿に汚れや油がついて無ければOKよ(結果の提示)」と言ってあげます。

それから、自分が見本を見せます。この時、普段よりゆっくりと、丁寧に1つ1つの作業を分解しながら見せると、効果的です。

そして、実際にやってもらいます。この時、声かけやアドバイスは最小限に留めておいて下さい。

何故なら、ある実験では(詳しくは忘れました。笑)

  • グループA:アドバイスを10回する
  • グループB:アドバイスを1,2回だけする

に分けて、仕事をさせた所、グループBの方が、パフォーマンスやモチベーションが上がったというデータがあるからです。

ですから、効率が悪くても、口出ししたい気持ちを抑えましょう。あくまで、「汚れや油がついていない」という基準に達していればOKなのです。

何故なら、彼らはもっと効率の良い方法を見つける事があるからです。それに、彼らの経験が増えれば、自然と能力はついてくるからです。

5.ネグレクト(放置教育)

ネグレクト

  • 暑い車内に放置されたまま、命を奪われる子供
  • 栄養失調でガチガチになり、施設に保護される子供

テレビを見ていると、そういった悲惨なニュースを見かけます。先ほど「過保護はダメ!」と伝えましたが、それにも増してこのネグレクト(放置)は最悪の教育です。

とはいっても、そんな風に意図的に放置する人は少数派でしょう。

ですが、親がシングルマザーなどで、精神的な余裕や、時間がない場合、やむおえず子供をほったらかしにするケースは、あると思います。

私自身も、少年期や青年期に、両親が問題を抱えていて、寂しい思いをした経験があります。

幸い私の両親は、私を愛してなかった訳ではありませんが、私に関心を払う余裕はなかったように思います。ですから心の中で、いつも「ほったらかされている」「相手にしてくれない」という思いを抱いていました。

実際に、親が私を相手に出来なくなった頃から私は

  • タバコを吸い
  • アルコールを飲み
  • イジられたり、イジメられる対象になり
  • 学校に行かなくなる

という風に非行に走っていきました。また、ネグレクトの被害者は、犯罪を犯しやすいというデータもあります。

ですからアメリカでは、日本では当たり前に行われている“カギッ子”が違法となっており、実際に逮捕される親も存在します。

また、教育方針として「うちの子は、のびのびと自由に育てたい」と言って、注意しない、関心を払わない人もいますが、よくありません。

「さっき口出しをするな、と言ったじゃないか!」

……と、思うかもしれません。

「ではどうするのか?」というと、“口出しはしない、ただ見守る”という姿勢です。それから、親が背中で見本を見せ続けるのです。これこそが最高の教育だと私は思います。

例えライオンのように崖から突き落としても、子供が崖を登るさまを、アレコレと口出しせずに、ただ見守るのです。

ネグレクトへのアドバイス①:お金と時間の面で工夫する

根本的なネグレクトへの対策としては、「子供と関わる時間を増やす」という事になるでしょう。

ただ、この問題は非常に解決が難しいと言えます。何故なら先ほど述べた通り意図して放置していないケースも含まれるからです。

例えば

  • シングルマザー
  • 借金などの経済的な負担を抱えている人
  • 残業だらけの仕事をしている人

などの様々な理由から、子供と時間を過ごせない人が多いからです。

その場合は、仕事のスタイルを見直したり、経済的な負担を軽くする必要があります。例えば、私の友人に、子供が生まれた事をキッカケに仕事をやめ、自宅で出来る仕事で、起業した人がいます。

流石に、全ての人に、それをお勧め出来ませんが、子育てには、それくらいの気持ちを持って、取り組んでもらえればと思います。例えば、下記のような事を考慮してみて下さい。

子供との時間を増やす為の対策

  • 仕事が終わったらまっすぐ家に帰る
  • 転職したり、職場での働き方を変えて、子供と過ごす時間を増やす
  • 自分でビジネスを始め、収入を増やす
  • 自分の贅沢を減らし、貯金をして、資産(株や不動産)に投資する
  • ファイナンシャルリテラシー(お金に対する知識を得る)

精神的なことも大事ですが、こういう“お金と時間”という現実的な面について、工夫をすることが、子供の将来の為には必要だと、私は考えています。

ネグレクトへのアドバイス②:ノンバーバルコミュニケーションを大切にし、会話を増やす

とはいっても、お金と時間の問題は、すぐには解決出来ません。

そこで、短期的には、子供との会話の回数を増やす事が大切になります。

話題はどんなものでも構いません。「おはよう」「おやすみ」という挨拶でもいいし、「学校は楽しい?」でも何でも構いません。

また、その際に、下記のようなノンバーバルコミュニケーション(非言語)を大切にしましょう。

ノンバーバルコミュニケーション

  • しっかりと相手の目を見て話す
  • 心からの笑顔を与える
  • 声のトーンを明るく、弾むように話をする
  • 威圧的な表情や態度で話をせずに、穏やかに話す
  • 「へぇ~」「凄いね!」という風に、相槌とうなづきを増やす

例え、自分の興味のない話題。ゲームや音楽の話だったとしても、興味深く聞くことが大切です。そうする事で子供は「認められている」と感じ、もっと話がしたくなります。

小さい頃に「見てみて―私凄いでしょ~」と話をしていた子供が、全く親と話さなくなるのは、いつもつまらなさそうに話を聞いていたからです。

それを避ける為には、会話の回数を増やす、ノンバーバルコミュニケーションを大切にする。この二つを心がけましょう。

6.虐待/いじめ

虐待

虐待と言っても

  • 身体的虐待(体をたたく、なぐる)
  • 心理的虐待(威圧的な口調や冷たい態度)
  • 性的虐待(性行為の強要、服を脱がす)
  • 経済的虐待(必要なお金を与えない)

などの、様々な種類があります。

その中で、性的虐待や、経済的虐待は、親に“虐待している”という自覚があるケースが多いですが、ある意味で怖いのが、身体的や心理的な場合です。

これらは親自身に、自覚がないケースが多いのです。「躾(しつけ)をしている」と勘違いをして、日常的に子供を叩いたり、怒鳴っている人は、少なくありません。

「そういった教育をすると子供はどうなるか?」というと、

  • 恐怖の感情から、脳が委縮してしまい、IQが下がる
  • 常に不安感にかられる
  • 家族や子供に暴力をふるう
  • 薬物やアルコール、ギャンブル依存になる

といった傾向が見られます。

ミニコラム:いじめを受けた人の未来

幸い私自身は、親からの虐待は受けてはいません。ですが以前は、自己肯定感の低さから、学校や会社でバカにされたり、いじめられた経験が多々ありました。

そしていじめを受けると、「私は駄目な人間だ。」という風に、更に、自己肯定感を下げてしまいます。

すると、ダメな自分を認めてもらう為に、必死に仕事をしたり(空回りしますが)、周りの人の機嫌を取るようになります。

本人の行き着く先は、アパシー(無気力)です。私自身、そういった躁鬱状態を何度も繰り返してきました。

ですから、「自己肯定感が低い→いじめられる→より自己肯定感を下げる」という負のスパイラルに陥らないように、この記事に書かれてある内容を、実践してもらえればと思います。

虐待へのアドバイス:まずは自分を愛する

虐待に繋がる一番の理由をご存じでしょうか?それは子供に対して

「こうあってほしい」

という願望です。これは子供に限らず、“親や、身体/知的障害者の介護をする方”でも同様のアンケート結果が出ています。

テレビのニュースでは「介護に疲れました」とか「イライラしてつい……」という理由を聞きますが、元々は対象者への愛から生まれた行為と言えます。(勿論、その愛のカタチは間違っていますが)

何故なら、本当に愛が無いのであれば、先ほど紹介したネグレクト(放置)になるからです。

そして、虐待をしてしまう人は、「こうあって欲しい」という愛を子供ではなく、“自分”に向けて下さい。

「え?何を言ってるんだ?」と思うかもしれません。ですが、子供が許せなくなるのは、実は自分を許せていないのです。

親が子供に「こうあって欲しい」と過剰に思い、虐待までするのは、自分の人生が上手くいってないからです。自分の代わりに、子供を変えようとする行為なのです。

ですが、自分すら幸せに出来ない人が、子供や他人を幸せにする事は出来ません。

ですから「子供を叩いたり、怒鳴ちらしてしまう」という人は、子供を変える事をやめ、まずは自分の人生を変える事から、スタートしてみて下さい。

7.他者比較

他者比較

自己肯定感が下がる大きな原因の一つに、他者比較が挙げられます。特に“幼少期~青年期”に長く時間を過ごす、兄弟や姉妹、周りの子供達と比較をされやすいと言えます。

もしあなたが「お兄ちゃんは勉強してるのに」などと言っているのであれば、改める必要があります。

何故なら、そういった発言をする度に、子供は「あぁ、私はお兄さんと比べてダメなやつだ」という風に受け取るからです。

ですが、人にはそれぞれ、“得意/不得意”が必ず存在します。例えば、東大を主席で卒業して、世界一カッコよくて、世界一金持ち、という人はいませんよね?

にも関わらず、誰かと比べる事を続けると、子供は自分より優れた能力を持った人を見た時、自己肯定感を下げ、その場から逃げ出したくなります。

同じように……

  • 数学が得意な人もいれば、国語が得意な人
  • 人の気持ちに敏感で、誰かのサポートするのが得意な人
  • 人の気持ちには鈍感だけど、グイグイと人を引っ張るのが得意な人

という風にそれぞれの人にそれぞれの良さがあります。

ついつい「○○ちゃんは座って良い子にしてるのに」と言いたくなるかもしれないですが、そういった言葉は、使わないようにしましょう。

他者比較へのアドバイス:人に役割を与えない

他者との比較をしないために、日常から心がけて欲しい事があります。意外な方法ですが、これはとても効果があります。

それは「人に役割を与えない」という考え方です。

具体的には下記のような禁止ワードを使わない事です。

主従関係を生み出すNGワード

何故これらの言葉を使わない方が良いのでしょうか?

それは、上記の言葉は主従関係を無意識に生み出してしまうからです。例えば、「兄だから、しっかりしなければ」「弟だから出来なくていい」という風に、無意識下に洗脳がかかるのです。

何よりも、主従の“従”に属する人(子供や弟)は、自己肯定感が下がりやすくなってしまいます。

ですから、私はそういった名詞は避けて、代わりに「○○(さん)」という風に、名前で呼ぶようにする事をおススメしています。

私の友人は、これを徹底しており、自分の子供に「お母さん、お父さん」と呼ばせず、名前で呼んでもらうようにしているそうです。それは素晴らしい教育方針だと、私は感じています。

職場で簡単に出来る、他者の自己肯定感を高めるトレーニング

会社で働いている時、可能な限り、役職では呼ばないようにして、代わりに「○○さん」と呼びましょう。また、挨拶する時にお勧めしたいのが「○○さん、おはようございます」と言う方法です。

初めは少し恥ずかしく感じますが、こうすると、相手は

  • 「あぁ自分のことを大切にしてくれている」
  • 「名前を覚えてくれて嬉しい」

と無意識下で、感じてくれます。

普段からこれを心がけると、コミュニケーション上で良い影響が出る上に、子供にも比較をしない教育が出来るはずです。

3.まとめ:自己肯定感の低い原因を排除する8つの最高の教育

いかがでしたか?最後にこの記事でお伝えした事を、より実行しやすいように8つのアクションプランを作りました。

是非、これらの8つのプランを実践し、最高の教育をお子様に与えて下さい。それは子供だけではなく、親の未来にも、プラスになることをお約束します。

8つのアクションプラン
  1. 自分のやりたい事を10個書き出し、実現に向けて実行する
  2. 子供がやりたい事を10個書き出し、サポートしていく
  3. 子供に注意をする時は、チョイスアプローチを活用する
    (いいよ、○○していても→メリットとデメリットの提示)
  4. 子供のポジティブな面を8回褒め、ネガティブな面を2回注意する
  5. 子供自身で出来ることは、自分でやらせる
    (料理や洗い物などの家事をやってもらっては?)
  6. ファイナンシャルリテラシー(お金に対する知識)についての本を、一冊読む
  7. 子供とノンバーバルコミュニケーションを意識して会話する。
    (表情や声のトーンに気を配ること)
  8. 日常の挨拶を「○○さん、おはよう」に変える

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