藤井6段やオバマ大統領も受けた、勉強に集中する子供を育てる教育法

勉強 集中
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私は現在まで、沢山の成功者や偉人と呼ばれる方を研究してきました。そして彼らの共通点を探っていると、ある成功のスキルが浮かびました。それが“勉強や仕事へ集中する技術”です。

彼らが元来持っている才能や能力、環境などは、あまり成功とは関係なかったのです。それよりも寝食や他の楽しみを犠牲にしてでも、“作業に没頭出来る能力”の方が、成功にとっては重要だったのです。

そして、もう一つ重要な点は、“彼らは幼少期に集中の技術を身につける為の教育を受けている”という事です。つまり、教育こそが人生を左右する大きなカギとなるのです。

そこでこの記事では、

  • バラクオバマ元大統領
  • アマゾンやグーグルのCEO
  • 将棋棋士で、30連勝した藤井6段

などが受けたとされる、ある教育法についてご紹介し、その実践方法なども紹介していきます。

テーマは、“勉強に集中する子供の育て方”ですが、これは子育てに限らず、教育者や経営者、後輩や部下を持つ、人に何かを教える立場の方には、是非読んでもらいたい記事となります。

また、ただ単に勉強に集中する技術についてお話するのではなく、

教育という広い定義から

  • 「これから日本の未来はどう変わっていくのか?」
  • 「どんな人材が社会から求められるのか?」
  • 「どんな勉強やスキル磨きが必要なのか?」

といった視点からも考えてみたいと思います。

何故ならこういった事を理解しておかなければ、子供たちを正しい未来へと導く事が出来ないからです。きっと子供思いで聡明なあなたであれば、この記事の内容をシッカリと受け止めてくれると、信じています。

※この記事では他人の教育法といった点から、集中力について触れています。

もし「自分自身が勉強に集中するテクニックや方法論を知りたいんだ!」

という方は

をお読み下さい。上から順に、集中力の節約、トレーニング、回復といったテーマで書いています。自分自身の集中力アップにご興味があれば、これらもお読み下さい。

1.“勉強に集中する技術”が日本人に必要な3つの理由

まずは、教育という事を考える上で「日本人は今後の未来、どんな人材になるべきか?」という事を考えたいと思います。

私が思うに、それは以下の三点に集約されます。

  • クリエイティビティ(創造性)
  • ハイクオリティ(高品質)
  • フレキシビリティ(柔軟性)

この三つの要素を兼ね備えた人材は、現在、それから未来でも活躍し、経済的、精神的な成功を手にできると、私は考えています。

「では、この三つの要素を手にする為にはどうすればいいのか?」

というと、いずれも圧倒的な情報量や知識量、経験量が必要になります。それを得るためには、本記事のテーマである“勉強に集中する技術”が必要不可欠だ……という訳です。

勉強に集中する技術

まずは、三つの要素について詳しくお話をしていきましょう。

1-1.ロボットが苦手なクリエイティビティ

あなたは現在日本でやっている仕事の大半が、

  • コンピューターやロボットなどの機械に取って代わられる
  • 発展途上国(中国やインド)に奪われる

という事をご存知でしょうか?

実際に、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授は、

「今後10~20年程度で、人間が行う仕事の約半分(47%)が機械に奪われる」

という衝撃的な未来予測をしています。

まずは具体的に「どんな仕事が消え、どんな仕事が残るのか?」についての理解を深めるため、下記のリストを見て下さい。

消える仕事 生き残る仕事
レストランの案内係         ファッション・ジュエリーデザイナー
スーパーのレジ係 ライター・作家
コールセンター ソフトウェア開発者
一般事務 映画監督
簿記・会計 ミュージシャン
倉庫・工場作業員 コーチ
製造業 コンサルタント
タクシー運転手 カウンセラー

 

これはほんの一例ですが、解説を加えると、消える仕事の特徴としては、機械にプログラムすれば出来る作業です。

例えば

  • コールセンター→音声自動案内
  • レジ係→自動レジ
  • タクシー運転手→自動運転
  • 事務作業→自動計算ソフト
  • 製造業→3Dプリンター

などの具体例をあげれば、グッとイメージが沸くのではないでしょうか?

また、こういった仕事は機械だけではなく、他の発展途上国、中国やインド、フィリピンやマレーシアといった国にどんどん奪われています。

何故ならアジアの人たちにも、教えれば出来る作業だからです。で、あれば企業はコストの低い方を選ぶのが当然でしょう。

日本は途上国に比べ、国土が狭く、税金が高く、人件費が高いのです。実際に日本の大手企業などは、低コストな海外の土地を使い、外国人を雇用する動きが出てきています。

では逆に、

「日本のような先進国の人々が、これから先に生き残る為には?」

というと、その答えはクリエイティビティ(創造性)だと私は考えています。言い換えれば“自分だけにしか出来ない事をする”と言えるでしょうか?

例えば、私の子供時代にはもてはやされていた、医者や弁護士、教師といった仕事は、無くなりはしなくとも、儲かる仕事や生涯安泰の仕事ではなくなってきました。

何故なら、

  • お医者さんの検診はネット検診で(薬はウェブで)
  • 弁護士の書類作成の仕事などは、コンピュータで
  • 教師はネットの通信講座で

……という風に、機械に奪われる部分が増えてきているからです。

もちろん、上記のような仕事も、お客さんの立場に寄り添った仕事が出来たり、分かりやすい説明が出来たり、卓越した技術を持っている人は成功しています。

ですが、

お薬をだして終わり、書類を作って終わり、知識を教えたら終わり、であれば今の世の中、ネットを使えば、一般人でも出来てしまうのです。

要するに“他の人とは違ったクリエイティビティさを持つこと”それが大事なのです。

そしてクリエイティビティを生み出すためには、自分の専門分野だけに留まらない、膨大な知識や情報量が必要です。ですから、勉強に集中する技術が必要不可欠になる……という事です。

「どんな仕事が無くなっていくのか?」

より詳しくは週刊現代さんの

などで、分かりやすくまとめられているので、興味のある方は読んでみて下さい。

1-2.他人に簡単にマネ出来ないハイクオリティ

あなたは以下のような行動をとった事があるでしょうか?

  • アマゾンで、レビュー(評価)をみながら商品を購入した
  • 食べログで、星が3.5以上だから食べに行った

もし、あなたがこういった経験がおありであれば、それは「より良い商品を得たい」「より美味しいものを食べたい」という気持ちの表れでしょう。

誰だって高品質で安くて、価値のあるものを欲しいと思うのは当然です。現代ではその情報が、手軽にネット機器などで手に入るようになってきました。

例えば、

  • テレビやブログ、SNS、グーグル検索などのメディア
  • メールや電話、ラインなどのコミュニケーションツール
  • アマゾンやZOZOTOWNなどの通販サイト

こういったものの影響によって、欲しい情報はすぐに得られる、欲しいものはすぐに手に入る時代になったのです。

それによって、“ハイクオリティな(質の高い)もの”に人が集まるようになりました。

その反面、情報伝達速度が早いため、例えクリエイティブなアイデアを思いついたとしても、すぐにマネされてしまうようになりました。

Youtuberが良い例でしょう。HIKAKINさんが一躍ムーブメントを起こすと、一斉に多くの人達がYoutubeでお金を稼ごうと群がりました。

ですが、HIKAKINさん以上の成功を収めた人はいませんし、上手くいった人はほんの一握りです。何故ならそこにはHIKAKINさんのようなハイクオリティ(質の高さ)が無いからです。

ですから結局、成功を収めるには、他の人がすぐマネの出来ないような努力の結晶である、ハイクオリティが必要なのです。

より具体的なイメージが沸きやすいように教育を例にとってみましょう。

例えば、Youtubeのような動画の仕組みを使って、「いつやるか?今でしょ!」で一躍有名になった、林修先生が、無料で国語を教えてくれるとしたらどうでしょう?

  • 豊富な雑学を持ち、面白くて
  • 教えるのが上手くて
  • しかも学費がかからない(もしくは、はるかに安い……)

としたら……?

親の気持ちとしても、子供の気持ちとしても、誰だって普通の先生より、そういった一流の教育を受けたいと願うはずです。そうすれば、凡人な先生達は淘汰されてしまいます。

これからは、そういった事が教育の世界だけに限らず、あらゆる仕事で起こっていきます。

現代は“良いものに人もお金も極端に集まる”時代なのです。そしてそれ以外の人は淘汰される、超・格差社会に突入し始めているのです。そして、格差の上側を目指すのであれば、ハイクオリティな人材を目指す必要があるという事です。

※ハイクオリティを身に着ける上での指標:一万時間の法則

米国屈指のビジネス書作家、マルコムグラッドウェルが提唱している一万時間の法則というものがあります。

これはある分野で一流になるには、だいたい一万時間の練習や仕事量が必要だというものです。

その根拠として

  • ソリストになりそうなバイオリン奏者の練習量が概ね一万時間以上だったこと
  • ビートルズやビルゲイツ、モーツァルトといった人も、成功するまで一時間以上の練習や仕事をこなしていた

というものをあげています。

一万時間と言えば、毎日3時間続けて、約10年の計算になります。逆に言えば、それくらい続けなければ「ハイクオリティな人材にはなれない」という事です。

ですから才能どうこうを論じるより先に、勉強に集中する技術を身に着ける事が大切なのだと、私は思います。

1-3.時代の変化に対応出来るフレキシビリティ

脳科学者の苫米地英人氏が書いた「残り97%の脳の使い方」という著書に、下記のような内容が書かれています。

  • アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」一週間の情報量は、18世紀の個人が一生かけて得る情報量より多い。
  • 今年生まれる新しい情報の情報量は、過去5000年間に人類すべてが生み出したすべての情報量より多い。
  • さらに、現在人類が生み出している情報は毎年2倍に増えている。2010年には72時間で2倍になる

これはあるアメリカの公的機関のデータだそうです。この本が出されたのが2008年ですから、今はおそろしい情報量になっているでしょう。笑

このデータが示しているのは

  • 私達はおそろしく変化の早い時代に生きている。
  • 数年前、半年前、ひどければ昨日の知識さえ役立たなくなる。

という事です。

例えば今から20年前、

  • スマホ歩きをする人や、フェイスブックで「いいね!」を押している世界や
  • 「絶対潰れない!」と言われた大企業が、倒産したり、経営危機に陥る世界を

誰が想像出来たのでしょうか?

ですが私達は、この変化のスピードが早い現代に“フレキシビリティ(柔軟さ)”に対応していかなければなりません。

恐竜のような、変化に対応できない種が滅んだように、私達も変化を続けなければ、このサバイバルな世の中を生き残れないのです。

そんなフレキシビリティを得る為にも、幅広く膨大な情報を仕入れ、知識を得続ける必要があると私は思っています。その為にはやはり、勉強に集中する技術が必要なのです。

2.私達はどんな勉強に集中するべきなのか?

それではここからはクリエイティブやフレキシブルなどの横文字にウンザリしている人もいそうなので、笑

「具体的に何を学べばいいのか?」

というテーマでお話をしていきたいと思います。

2-1.今、未来のために勉強すべきことは?

私が子供時代の頃、「コンピュータと英語はこれから必要になるよ」と周りの大人達がよく言っていました。多分あなたも聞いた事があるのではないでしょうか?

そして現代、英語の方は翻訳アプリなどが出てきたので、少し雲行きが怪しいですが、コンピュータに関しては、いち早く取り組んでおけば良かった……と強く思っています。(もし、私が20年前に取り組んでいたら、今頃億万長者だったでしょう。)

そんなパソコンと同じように、「今、未来の為に何を学んでおくと良いか?」に焦点を当ててみたいと思います。

ただ私自身は、ここで紹介するものより、目的意識を持ち、自分のやりたい事を追求する事が、一番大切だと考えています。(理由は後ほど後述します。)

それを踏まえた上で、あくまで参考程度に聞いて下さい。

お勧めしたい勉強のジャンルとしては、

“数十年前からずっと必要とされ、今も必要とされている技術”

を学べば、まず間違いないかと思います。具体的には下記のようなものです。

数十年前から必要とされ、今後も必要とされるスキル
マーケティングやセールスの技術
パブリックスピーキングやライティングの技術
心理学や脳科学、コミュニケーションのスキル
経済・金融関係
健康関係

 

こういったものは、今後も確実に必要とされるスキルかと言えます。

何故なら、ビジネスや人間関係がある以上、集客やセールス、コミュニケーションの技術は永遠に必要とされます。私が専門としている自己能力開発も同じです。

健康やお金の悩みも無くなる事がありません。その上、これらは汎用性が高く、あなたがどんな仕事に携わるにせよ、役立つスキルと言えるでしょう。

では次に、

「今後、どんな仕事がお勧めか?」

についても紹介しておきましょう。下記を見てみて下さい。

現代成功しやすく、かつ未来も成功が続く仕事
コーチやコンサルタント
カウンセラー
デザイン関係
老人関係(介護や福祉)
予防医療(サプリメントや食事・運動・栄養のコーチなど)
ネットを使った、何かを教えるビジネス(教育ビジネス)
アプリやソフト開発
その他IT関係


こういった仕事は、他の人に代わるのが難しかったり、ITや高齢化社会などの、時代の後押しがある為、経済的成功を掴みとりやすい
と言えるでしょう。

ですので、就職や起業をする際は、上記の要素を絡ませた仕事にすると良いでしょう。(特にIT関係は必須と言えます。)

2-2.一番重要な事は目的意識に沿った勉強をすること!

先ほどお勧めの職業や勉強のテーマをご紹介しましたが、それより大事にして欲しいのが、

「自分が何をしたいか?」

という目的意識です。

例えば、今現在あなたは、学校で学んだことや学歴を活かした生活が出来ているでしょうか?

  • 数学の因数分解や物理の法則を用いて、宇宙開発に取り組んだり
  • 中学・高校で学んだ英語のスキルを使い、外国人の彼女を作ったり
  • 学歴のお陰で、自分の望む会社へ就職出来たり

しているでしょうか?残念ながら、おそらくほとんどの人が役にたっていないかと思います。

実際に、ひと昔前の世代では、そういった事が一つのステータスで、それは機能していたのだと思います。ですから、団塊世代と呼ばれる私の親の世代には、あれだけ「勉強しろ!」「いい大学に行け!」と口うるさかったのでしょう。笑

ですが、そういった時代が今、変わりつつあります。

もちろん、今でも宇宙の研究をしたり、建築業に携わりたいと考えているのであれば、数学や物理を学ぶ事も大切でしょう。

  • 「総理大臣になりたい!」
  • 「お医者さんになりたい!」

というのであれば、東大・京大レベルの高い学歴が必要かもしれません。

そういった目的ありきの学習は、素晴らしい事だと思います。ですが逆に「とりあえず大学出ておこう……」というような目的意識の欠如した学習に、私は昔から疑問でした。

国語や数学そのものが大事ではないのです。もちろんそれらを学ぶ事で、IQの向上を期待出来るかもしれません。ですが、それであれば別に学校の勉強でなくとも良いのです。

“お金を稼ぐ”という目的であれば、現代ではネットや経済の知識、コミュニケーションやマーケティングの技術を学ぶ方がよっぽど役に立ちます。

学歴も同じです。学歴を使って就職に役立つのは、4大卒くレベルで他は大差ありません。実際私は中卒ですが、就職に困ったことがありません。

つまり、「自分が何をしたいか?」を知り、その一人一人の多種多様な目的意識に沿った学びをする事が一番大切だと私は思っています。

何故ならそうすることで、「好きこそものの上手なれ」で、人は自然と集中するからです。それはクリエイティビティやハイクオリティを生み出します。そうすれば、どんなジャンルであろうと、人から求められる存在になるからです。

3.勉強に集中する技術が身につく、2つの教育法とその共通点

それではここからは、記事の冒頭でもお話した

  • 偉大な著名人を沢山輩出したある教育法
  • アメリカで一大ムーブメントを浴びている教育法
  • 上記2つの教育法の共通点

について解説をしていきたいと思います。

3-1.モンテッソーリ教育

あなたは、モンテッソーリ教育をご存知でしょうか?これはマリア・モンテッソーリというイタリア初の女性医師が考案した幼児教育プログラムです。

そしてこの教育を受けていた人達が、現代、あらゆる業界の成功者となっている事から、密かに脚光を浴びています。

具体的には下記の表を見てください。

◇モンテッソーリ教育を受けた著名人
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン(Google創業者の二人)
ジェフ・ペゾス(アマゾン創設者)
マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック創業者)
ジミー・ウェールズ(ウィキペディア創業者)
バラク・オバマ(米国元大統領)
ピータードラッガー(経済学者)
ジョージ―クルーニー(俳優)
藤井聡太(将棋棋士)
◇モンテッソーリ教育を支援する著名人
ビルゲイツ(マイクロソフト創業者)
マハトマガンジー(インド独立の指導者)
トーマス・エジソン(発明家)

 

表を見れば、モンテッソーリ教育を受けた人も、支援する人も超がつく大物ばかりです。これだけでも、いかにこの教育プログラムが素晴らしいものかが伝わるかと思います。

「では、モンテッソーリ教育とはどのような事を行うのか?」

というと基本的には、

  1. 子供が自分でやりたい仕事を選ぶ
  2. その仕事に没頭する
  3. 自分で納得いくまでやりきる

の3つを、基本の教育方針としています。

お仕事……といっても、難しいものではなく、何かモノを移動する、お絵かきをするといったものです。ただし、それは親や先生が勧めてやるのではなく、子供が「やりたい」といった時だけ、やらせます。

そして作業のやり方を先生が教える事もありません。手本として、1つ1つの動きを子供の前で、ゆっくりと見せるだけです。あくまで子供自身に考えさせ、手段や手順、方法は問わず、先生と同じような見本を作れるように子供自身が頑張るのです。

そして仕事が始まると、先生は彼らの集中状態を邪魔せず、ひたすら見守ります。彼ら自身で始めるタイミングを決め、彼ら自身で終わるタイミングを決めます。

3-2.アンスクーリング教育

モンテッソーリ教育と近い教育法の一つに、現在アメリカで、一つのムーブメントになっている教育法があります。それはアンスクーリング教育です。

アンスクーリングとは「非学校教育」、つまり学校に行かせずに、子供を育てる人達が増えているのです。

おそらく子育てをされている人であれば、子供から

「なんで学校にいかないと行けないの?」

というセリフを聞いた事があるでしょう。あなたは「何故学校に行かないといけないのか?」という事を真剣に考えた事があるでしょうか?

もしかしたら

  • 義務教育だから
  • みんな行っているから

という理由と呼べない理由しか、子供に伝えられていないかもしれません。

もし考えた事がなければ、この機会に是非、学校に行くメリットやデメリットについて一度考察を重ねてみてはいかがでしょうか?勿論、日本には義務教育制度があるので、実践は難しいかもしれませんが、それを考える事は、間違いなく教育に役立つはずです。

「ではアンスクーリング教育とはどのような事を行うのか?」

というと、

“大人が子供の教育をしない教育法”

と言えます。あくまで子供自身にやりたい事を見つけてもらい、大人はその手助けをするだけ……という考え方です。

  • 何を学ぶのか?
  • どれくらい学ぶのか?

それらは全て子供に決定権がある……という考え方です。

ですから、本を読んだり、絵をかいたり、ユーチューブを見たり、外で遊んだり、何をやっても良いのです。スケジュールもありません。

これは非常にモンテッソーリ教育に類似している点だと言えます。

3-3.二つの教育法に共通する点

「ではこれら二つの教育法の共通点は何だろうか?」

というとそれは

“自立と集中”

というテーマが浮かび上がってきます。

子供の自主性を最大限尊重し、やりたい事、好きな事を好きなだけやらせる教育という事です。

モンテッソーリ教育を受けたグーグルのCEOの二人、セルゲイブリンと、ラリーペイジの二人は、ある時テレビの番組で、司会者からこんな質問を受けました。

「成功のカギはご両親が大学教授だったからですか?」

それに対して彼らはこう答えました。

・「いえ、そんな事はありません。それよりも、幼児期に受けた教育より自立心と自ら進んで物事に取り組む基礎が出来たからです。」

・「自分で考えて行動することを学び、興味のあることをとことん追求する自由を得たからです。」

この発言からも読み取れるように、モンテッソーリ教育は前述した

  • クリエイティビティ
  • ハイクオリティ
  • フレキシビリティ

という、現代や未来の社会に必要な能力を育ててくれるのだと、私は思います。実際にこれだけ活躍している人が多いのですから。

もちろん日本人の価値観からすれば、ショッキングな教育法だと感じるのも無理はありません。

幼いころから、「宿題をしろ!」「学校に行け!」「そんな事はやめろ!」と怒られてきた人が沢山いるはずですから。

もしくは

「そんな教育法ではロクな大人にならないんじゃ?」

という疑問が浮かんでいるかもしれません。そこで、その疑問にたいする答えも含め、次の育て方の項で、より詳しくお話していきましょう。

4.勉強に集中する子供の育て方

ここからは、

「自律と集中の教育とはどのようなものか?」

というイメージがわきやすいように、私の日常でのエピソードなどを交えながら、お話をしていきたいと思います。

ただ先に断っておくと、ここからは発達心理学やモンテッソーリ教育を私なりに分析し、実践してきたお話になります。つまり、私の独断と偏見が混じってきます。

というか、モンテッソーリ教育自体に、ガッチリと決められたやり方は存在しないので、そういう紹介にならざるを得ません。

基本の考え方は先ほどお伝えしたように
“子供の自主性を最大に重んじた教育”と理解しておけば良いでしょう。

もし、「マリアモンテッソーリ本人の話を聞きたい!」という人は、アマゾンなどでも本が売られているので、そちらをお読み下さい。(ただ一冊で3000~1万円くらいしますが。笑)

では、ご紹介していきましょう。

4-1.自由と責任を与える

もちろん自由を与えるというのは、ほったらかしにすればいい……という訳ではありません。いったん、子供から愛や思いやりを求められたときは、すぐに傍に行って、注意深く話を聞く必要があります。

また、「人を傷つけてもいいし、犯罪に手を染めてもいいよ」という事を言っている訳でもありません。決して、子供の問題行動に関して、受動的で無関心でいることではないのです。

ただし注意する時には

  • 禁止(それはダメだ)
  • 否定(あなたは間違っている)

を極力しないように心がけなければなりません。

あくまで、その問題行動の結果、どのような悪影響が、子供や周りの人に及ぶのかを、何度も何度も伝えるだけです。それでも問題行動を続けるというのであれば、命の危険が及ぶ事以外は、子供にやらせてみましょう。

そして、その責任を子供自身に取らせる姿勢が大切です。

ただ……一つ見落としがちな点は、

“大抵の問題行動は、子供から大人へ向けたメッセージである”という点です。

彼らは自分の気持ちを理解してもらいたいのです。だからこそ

「見てみて~どう?私凄いでしょ?」

といつも大人に言うのです。それをいつも無視したり、話半分で聞くから、子供達は悪戯をして、大人の注意をひこうとするのです。

彼らは自分の自由を認めてもらいたいのです。それを普段から大人が

「あれはいけない」「これはいけない」

と禁止ばかりするから、爆発したり、グズったりして、今度は大人達の自由を奪うようになるのです。

ですから、そういった普段からのメッセージをしっかりと受け取り、大人が子供の自由を認めてあげれば、うるさくて乱暴で、破壊的な子供の顔は、次第に影をひそめていくのだと、私は思います。

※Attention!!

・好き勝手の放任主義でほったらかしにされた子供

逆に

・自由を認められず、親からの禁止や否定の干渉を受け続けた子供

彼らの未来はどうなるのでしょうか?

それは発達心理学などで明らかにされている事なのですが、犯罪や非行、DVや虐待を起こす人物へと育つ確率が高くなると言われています。

ですから子育ては、ほったらかすでもなく、コントロールしようとするのでもなく、ただそっと見守る姿勢が大切なのだと思います。

その辺りについて詳しくは、《子供の自己肯定感が低い7つの原因と、8つの最高の教育》の記事でも詳しく書きました。こちらの記事も教育をテーマにして書いていて、より具体的な注意の仕方などの方法論を書いています。

子供や部下をお持ちの方は、是非合わせてお読み下さい。

4-2.子供の集中状態を邪魔をしない

以前の事です。

私は友人達と自宅でホームパーティを開いていました。その時に友人の子供が、ある面白い行動をとり始めました。それは、カゴに入ったミカンを一つとり、永遠と私に渡し続けるという作業です。

カゴにはミカンが20個くらい入っていたのですが、彼女は全てのミカンが無くなるまで、私の所へミカンを届け続けたのです。

同じような事が先日もありました。

私の兄の家族が、家に遊びにきた時の事です。彼の息子は、プリンと一緒に入っていた小さな保冷剤を、手をカナヅチのようにして叩く……という動作を永遠と繰り返していました。

これは大人の論理的に言えば、まったく価値がない事ですし、面白い事でもないでしょう。でも彼らはその作業に、驚くほどの集中力を見せるのです。

これは子供たちにとって、大切な学びなのだと、私は思います。

もし、私がこの時、

  • 「そんな事は無駄だからやめなさい!」
  • 「ウルサイからやめなさい!」

と彼らを叱っていたら、私は彼らの大切な学びの場を奪っていた事になるでしょう。

幼少期の教育に大切なのは「何をやるか?」ではなく、「集中状態を極力邪魔しない」という事だと私は考えています。つまり“作業に没頭する”というスキルを身につける事が、何より大切なのです。

こういった事を大人によって邪魔されず、集中をさせてもらえた子供はやがて、

  • 勉強
  • ビジネス
  • スポーツ

でも、何でも同じように集中力を持ってやる事が出来るようになり、未来の成功を勝ち取るのだと私は思います。

4-3.不必要な援助はしない

私がいつも思うことがあります。それは

  • 子供を「バカで一人では何も出来ない子供」として扱えば、彼はその通りにふるまう
  • 子供を「良識があり、思いやりのある大人」として扱えば、彼はその通りにふるまう

という事です。

彼らは本当は、大人の期待に答えたいし、自身も成長していきたいし、社会の役に立ちたいと考えているのだと私は思います。

ある知り合いの子供は、まだ小学高低学年ですが、大人達が食べるカキの殻をむくという作業に興味を示しました。少し危険を伴う作業ではありましたが、私は彼に「大丈夫、出来るよ」と声をかけ、彼の前で手本を見せました。

元々私の仕事だったのですが、それから彼に全てを任せました。(私はやるのが面倒くさかったので。笑)

初めは中々うまくいきませんでしたが、じっくりと見守り、教えを求めてきた時だけアドバイスをしていると、次第に彼は、大人と変わらない仕事が出来るようになりました。

それから彼は、カキの殻向きを喜々としてやりながら、大人達の役にたっていました。その時の嬉しそうな彼の顔が、未だに私の脳裏にへばりついています。

モンテッソーリ教育では、「全ての不必要な援助は、発達の障害になる」と考えています。

例えば、彼らがある活動を選び、「それは難しすぎるだろう」と大人が近づいたとき、子供たちはこの不必要な助けから自分を守ろうとします。

「自分でやるの!」

と怒る子供の姿を、あなたも目にした事があるはずです。

ですからまずは、「この子は何でも出来るんじゃないか?」と信じ、やらせてみる姿勢が大事です。そして基本的には見守るだけで、手をださない事です。

援助が欲しくなったら、子供達はちゃんとサインを出してくれます。その時に、アドバイスや手伝いをするように心がけましょう。

4-4.教師ではなく、ガイドとして接すること

歴史上最高の経営学者と呼んでも差し支えないピーター・ドラッガー。彼もモンテッソーリ教育を受けた一人です。

彼がまだ幼かった頃、ゾフィー先生とエルザ先生という、二人の女性教師に出会いました。

ゾフィー先生は、美術や図工の担当で、あまり語らず、静かに生徒たちを見る先生だったそうです。ある時、ドラッガーが猫の描写に苦労していると、ソフィー先生がそっと現れ、ドラッガー少年の画用紙に、クレヨンで3本の線を引きました。

すると“自分が描こうとしていた猫が現れ”、彼はとても驚いたそうです。

もう一人のエルザ先生は、「一人一人の生徒が、どんな才能を持っているか?」に、常に関心を払っていたそうです。口癖は「何が得意か言ってみて」だったそうです。

そしてエルザ先生は、幼きドラッガーに、算数ではなく、国語の才能があると見抜き、その才能を伸ばしました。

これら偉大な二人の教師との出会いが、彼を教育者の道に進ませたと言われています。

「彼女達二人の教育法の共通点は何でしょうか?」

それは、

“子供自身が主役である”

という事です。

「こんな絵を書きなさい」「こんな生き方をしなさい!」と先生や親が決めるのではなく、子供が「こんな風にしたい!」と言った事を、親や先生が全力でサポートするという考え方です。

この事からモンテッソーリ教育では、“教師”という言葉を使わず、ガイドという言葉を使うそうです。

勉強に集中する技術を育む上で大切な2つのこと

いかかでしたか?この記事は少し抽象的な視点から書いたので、応用がききやすい分、「結局何をすればいいの?」となりがちかもしれません。

そこで、最後に一つだけ実践しやすいワークを用意しました。それは「子供の願望を理解する」というワークです。良い教育は、子供のそういった願いを知らなければ出来ないからです。

※子供の願望を理解するワーク
  • 自身の子供のやりたい事は何だろうか?
  • 彼(彼女)の得意な事は何でしょうか?

これらの質問に答えながら、子供の願望を10個、紙に書き出してみましょう。子供自身に聞いても、予想をしても構いません。

簡単なワークなので、是非やってみて下さい。

それから出来れば、日常からも常に彼らを理解しようと努力して下さい。そして、彼らの願望をサポートし続けて下さい。究極的にはそれさえ行えば、必ず教育はうまくいくと、私は考えています。

“彼らを理解する→彼らの願望をサポートする”、この二つだけです。そうすれば、彼は未来にあなたを助ける、素晴らしい人物へと成長しているはずです。

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